脱初心者を目指すあなたのためのお役立ちテンカラTIPSシリーズ。#01は最初の釣果の感動について。
何物にも代えがたい「テンカラで初めて釣れた時の感動」
色々と調べてテンカラデビュー。道具も揃えて釣行先の下調べもして、それでもなかなか釣果に恵まれない、、、、うん、とてもよくわかります。自分もそうでしたから。特に身近にテンカラをしている人が見当たらず、独学で始めた人に「最初の釣果の壁」はありがちなのではと思います。
でもね、今のその迷いって、「初めて釣れた時の感動」につながるんです。特に釣り初心者、まわりに教えてくれる人がいない中での独学でのスタートというあなたへのアドバイス。あきらめず、渓流へと足を運びましょう。最初の釣果の感触は生涯忘れられないものになりますよ。
道具立てもこれでいい、、、はず。
キャスティングも間違っていない、、、はず。
川選びもシーズンも実績がある、、、はず。
それでも釣れない。
自分がやっていることが正しいのかどうかもわからず、苦しい時間が続くと思います。でもね、そこで管理釣り場に流れて「あなたのはじめてのテンカラの釣果」をイージーなものにしてしまうのはもったいない。あなたが独学でああでもないこうでもないと試行錯誤を重ね、「これで釣れるはず」と準備した時間が最初の釣果で一気に報われます。
自分の場合は志賀高原の雑魚川が初釣果のフィールドでした
自分の場合は最初の釣果は4回目くらいの釣行だったかな。忘れもしない志賀高原の雑魚川。自分のやり方が正しいかどうかもわからず、キャスティングをしては流れや枝に毛鉤を取り込まれ、、、という時間が続いていました。
そんな中、ふと感じるものがあり、対岸の岩のキワに毛鉤を打ち込んでみる。数秒流して毛鉤をピックアップしようとすると、ロッドに重たい感触が!次の瞬間、水面をパシャッと割って出るイワナの姿!かかったぁ!!!!取り込みなんて初めての経験だからわかりません。慌てふためきつつも何とか川岸にイワナを引き上げ、確保。
あの時の手の感触やフィールドの空気感、いまでもありありと思い出せます。幸せと喜びに打ち震えました。なんていうか、自分がやってきたことが自然っていう大きなものに受け入れてもらえた感動というか。
産みの苦しみというか、初釣果までの道のりは時間・手間がかかるほどその喜びが何倍にも膨れ上がると考えてください。ああでもないこうでもないと試行錯誤を重ねつつ、あなたを優しく受け入れてくれる渓流へと向かいましょう。渓流で過ごす時間、その豊かさを楽しみ始めたら初めての釣果はもうすぐです。大丈夫、全くの素人だった自分でも数回の釣行でイワナを手にすることができましたから。
さあさあ、「その瞬間」を楽しみにしつつ、フィールドへと向かいましょう。
釣行前のおさらいは以下まとめをご参考に!
それではみなさま、素敵なテンカラライフを!