今年も裾花川の年券をゲットしました。せっかくだからということで裾花川の渓流魚の放流についても問い合わせてみたのでその話をつらつらと。
年券を買ったし、裾花川の放流について調べてみるも情報が見当たらず、、
昨年に引き続き、ホームクリークの裾花川の年券をゲット!
ちなみに昨年度の年券購入の際の記事はコチラ。「年券って何よ?」というテンカラビギナーの方はあわせて「遊漁券」という渓流釣りに必須のアイテムについても解説しているのでゼヒゼヒご参考に。
ということでワタクシ長野市に在住、朝方だけのチョイ釣りには裾花川に行くことがとっても多いために年券を購入。裾花川は下流域では通年ニジマス釣りも可能ということでシーズン券も効力が高く、地元の渓流釣りのシーンを盛り上げるためにも年券購入という形で貢献したいなという意図もちょこっとあり。
と、そんなこんなで自分のホームクリークの裾花川ですが、千曲川やら犀川やら北安エリアやらと比べると知名度は低く、南信地方の渓流と比べてもなかなかにマイナーなため情報がキャッチしずらい。漁協が行なっている放流についてもネットで調べてもなかなか情報が出てこない。漁協のホームページもfacebookページもなく、、、、いやいや、ワタクシでよければ作りますよなんて気も、、、、
ということで放流の実態について問い合わせてみました
と、そんなわけで裾花川漁協さんに放流の実態について問い合わせてみました。基本はいわゆる「天然物」狙いの源流域での釣行が多く、放流狙いでの釣りはあんまり好みではない自分ですが、地元の漁協さんが渓流魚に対してどう向き合っているかには興味がありますので。みなさんにも有益な情報になるだろうし。お電話で応対してくださった女性の方が親切に質問にお答えしてくださいました。
放流の現状について:基本は解禁前、連休前、シーズン後の3回
放流の状況について尋ねたところ、1回目は解禁前、2回目は5月の連休前、3回目はシーズン後の10月に行なっているとのことです。具体的な日取りについては開示はしていないらしく、平等にみなさまに釣果を、、、というポリシーで行なっているようです。
放流エリアについて:戸隠エリア、鬼無里エリア、参宮橋より下流のエリアの3箇所
続きまして放流の場所について。エリアとしては大きく分けて戸隠、鬼無里、参宮橋下流エリアと3つのエリアで放流をしているとのこと。具体的なポイントについては特段決まっていないようで、その時の河川の様子を見つつ、、とのこと。
ちなみに参宮橋ってどこよ、、、っていう情報もなかなかつかみにくかったのでご案内。上記googlemapの中央の橋です。裾花川全体の流程で言うとちょうど中流あたりなのかな。ナビ等だと温泉施設の「森林囃子(もくもくばやし)」か「祖山郵便局」で検索するとわかりやすいかも。この参宮橋より下流はニジマスに限り通年解禁です。やったね。
放流対象魚について:イワナ・ヤマメ・ニジマスの三種
放流対象魚については、イワナ・ヤマメ・ニジマスの三種類を放流しているとのことでした。裾花川はヤマメのイメージがあまりなかったのでちょっと意外。ニジマスについては前述の通年解禁の関係もあり、参宮橋下流への放流の模様。
問い合わせした内容、放流関係については以上です。ご対応いただいた漁協のスタッフさま、どうもありがとうございました!
渓魚が残る未来を描きたいなんて思ったりしてみて
正直問い合わせるまでは漁協の活動って不透明だよなーとか、電話で問い合わせても面倒がられそうだなーとか思っていたのですが、そんな想いとは正反対に、しっかりと活動しているんだなーというのが個人的な感想です。なんか色眼鏡で見ててごめんなさい。ただ、ネットでの情報発信とかそういう面については時代の変化に対応していくのに組合という性質上、よほど意識が高くないと難しいのかもなーという気も。自分のようなそれなりに情報発信ができる(一応メディア関連の仕事もしておりますので、、、)人間がうまいこと情報の橋渡しになって、豊かな環境を長く残していけるようにしていければなーとか思ったりしました。いや、それほど大義名分に駆られるタイプではないんですが、ほら、渓魚が年々減っていくのはやっぱり寂しいからねえ。
あ、ちなみに裾花川の釣り券ですが、購入はコチラのセブンイレブンが便利です。地図の貼り付けにハマったので無駄に多用。
それではみなさま、素敵なテンカラライフを!