テンカラライフ:テンカラ入門、渓流釣り初心者がゼロから一尾釣れるまで。

全くのシロウトからテンカラ釣りを始めた筆者が「初心者がゼロから一尾釣れるまで」の道筋を紹介します。

テンカラ釣行記:2017年3月末の裾花川支流にて

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テンカラ釣行記。残雪がまだまだ多い、3月末の裾花川支流にて。

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夜明けを待って入渓する3月の朝。気温マイナス4℃

残雪もまだまだてんこ盛り、長野の3月末の源流域。せっかくなので丸一日思いっきりテンカラを楽しもうと夜明け前からクルマを走らせ、真っ暗なうちに入渓点へ。この日の長野市の日の出は5時40分。余談ですが日の出の前の時間を「薄明」と呼び、おおよそ日の出の30分くらい前からはある程度明るく、入渓が可能です。自分の基準は「色が認識できる」「川底の様子が見える」程度の明るさ。安全のためにしっかりと視覚は確保。

 

そして入渓。例によってスノーシューで入渓点まで歩いて行くもとにかく寒い。クルマの温度計の表示はマイナス4℃。夜明けとともに気温も上がり、イワナの活性も上がっていくんじゃないかという期待のもと釣り上がっていくことに。川通しで雪の深い渓を探っていくもラインもランディングネットも首から下げたタオルも凍るという始末。これ大丈夫か?と思いつつも、前回釣行時と同様に淵と開きの間くらいのちょっと深いところを狙うという早期の自分セオリーでポイントに毛鉤を打ち込んでいく。

 

雪は残るがイワナは元気

ほどなくして冒頭の画像のようなポイントで順当にヒット!読み通り、ちょっと深めのところから出ました。「早期は淵」ですね。アタリのズンというやや重さの乗った感触そのままの8寸程度の良型のイワナ。

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 うん、これはいい日になりそう。続けてのヒットを狙い、テンポよく大場所に狙いを絞り込んで釣りあがって行く。

 

この渓は大場所といっても川幅はせいぜい3〜4メートルくらい、水深も一番深いところで1メートルあるかないかくらい。とっても釣りやすいコンパクトな良い渓流です。川岸の残雪の上のほうが踏み抜きで危険なので、川通しで釣りあがって行くと狙い通りの淵で立て続けにヒット。

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狙ったところから「案の定!」って感じで出てくるとほんとうに嬉しい。最近新投入した黄色のスレッドを使った毛鉤で調子よくイワナが出てきます。うん、いい感じ。

 

深めから出る早期独特の感触とあとサル

途中、サルの群れに出くわすも(いつもなら大本命のポイントになる堰堤まわりで全然アタリが来なかったのはおそらくサルの群れが集団で渡渉したためと思われる、、、なんという先行者、、、写真撮っておけば良かった。笑)、概ねコンスタントに釣果があがる。 水面を割ってイワナが出てくるような会心のヒットまではさすがに早期では望めないものの、深いところでのしっかりとした食いつきに合わせたときのズンとくる感触は存分に楽しめました。

 

そして堰堤下で8寸ほどの良型を再び引き抜き、釣行終了。気分よーし!

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いい魚体。これは今季もこの渓に期待できそう。 

 

退渓は気持ちの良いスノーハイク

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そして退渓時には気温も上がり、気持ちの良いスノーハイクを楽しむ。だいぶ雪が溶けてきたものの、まだまだこの渓では雪中テンカラとなりそうです。雪代期はもうちょっと下流域でヤマメを狙いにいっても面白いかも。 

 

帰宅後はキャッチしたイワナで味噌汁

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帰宅後、夕食はキャッチしたイワナで味噌汁を作る。こういうなんていうか、釣行と日常生活がひとつながりというか、ライフスタイルの中に溶け込むテンカラ、そんな感じで楽しめるのが田舎住まいテンカラのいいところです。ザッツテンカラライフ。さて、次はどこの渓に行こうかなー。

 

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