テンカラライフ:テンカラ入門、渓流釣り初心者がゼロから一尾釣れるまで。

全くのシロウトからテンカラ釣りを始めた筆者が「初心者がゼロから一尾釣れるまで」の道筋を紹介します。

テンカラ釣行記:2020年8月下旬の鳥居川にて、フリーストーンの赤い谷

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テンカラ釣行記。テンカラとフライフィッシングの二刀流で楽しくイワナと遊んできました。

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鳥居川、市街地から近い割には山岳系の素敵な渓流。

なかなか忙しくて釣行の機会が取れず、決め打ちで安定した釣果が得られそうな実績ある渓流に行くことが多い今シーズン。新規開拓もちょこっとしておきたいなーと思い、自宅から程近い鳥居川へ。

 

戸隠を源頭に持ち、信濃町〜飯綱町を流れる鳥居川。長野の北信地方ではそれなりにメジャーな渓流ですが今まであまり行ったことがなく、せっかくだからと上流域の山岳渓流っぽい渓相になってそうなところを狙ってレッツゴー。

 

信濃町から戸隠へ上がっていく県道36号と並行して鳥居川の上流域は流れており、道路から見ると川へのアプローチにはなかなかに高低差がある感じ。等高線のある地図とにらめっこしつつ、道沿いの沢を使ってアプローチをする作戦で入渓点を探していざフィッシュオーン。

 

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渓相はこんな感じ。深い森と大きな岩が織りなす流れはなかなか良い雰囲気。山岳渓流の気分が高まります!

 

で、なんというか近隣の河川と比べてみると粘土質で赤っぽい流れ。北信一帯ではなかなか珍しい土壌の質をしているような気が。この粘土質の土壌だから川の流れが長い時間をかけて川底を侵食していってその結果としてなんというか谷の間を深くえぐるような流れになっているのかなーとか思ったり。渓相と水量の割には流れは穏やかで、点在する落ち込みや開きはいかにもテンカラやフライフィッシングに向きそうな感じ。

 

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テンカラ、フライフィッシング向きのいい渓流!

と、しばらく釣り上がって待望のファーストヒット!ちょっとした岩陰の緩やかな流れのところから毛鉤に食いついてくれました。

 

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テンカラ毛鉤を使った「テンカラスタイルフライフィッシング」的な釣り方を模索しておりまして。試行錯誤の結果、出てきてくれました良型イワナさん!なかなかに野性味が溢れる個体でいい感じ。

 

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ガッツリと食いついてくれています。ブラボー。

 

途中でルアーマンのご一行とすれ違ったりしながらテンカラとフライを気分で持ち替えつつのんびり釣り上がる。意外と踏み跡も結構あったし、それなりに人は入っているのかな。それでもポツポツとポイントでイワナが出るいい感じのペース。

 

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すみません、テンカラ釣行記と銘打ちながら撮影した写真、フライフィッシングの釣果ばっかりでした。。。もちろんテンカラでもしっかり釣れてはいました。

 

2〜3時間釣り上がって堰堤が出現したところで退渓。気持ちの良い1日でした。

 

入退渓の目処を立てれば、山岳渓流の雰囲気が手軽に楽しめるお得な渓流かも。

と、そんなこんなな鳥居川ですが、市街地からそれほど遠いわけでもなく、その割には山岳渓流的な雰囲気を持ち合わせつつ、しかも遡行も難しくはないという初心者にも優しい渓流だなと思いました。ひとつ難点としてはアプローチ。前述の通り、道路から高低差があるのでしっかりと入渓点と退渓点の目処は固めておかないと急斜面の藪漕ぎやブッシュの森をさまようことになります。事前の準備は万全に。

 

もしアプローチに心配があるのであれば中流域の開けたところで入退渓の心配をせずに安心してのんびり釣るのもアリかなと。自宅からも行きやすいのでちょい釣りでまた来てみようかなーとか思ったり。

 

それではみなさま、素敵なテンカラライフを!

 

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