テンカラライフ:テンカラ入門、渓流釣り初心者がゼロから一尾釣れるまで。

全くのシロウトからテンカラ釣りを始めた筆者が「初心者がゼロから一尾釣れるまで」の道筋を紹介します。

初心者こそ源流域のイワナを狙おう:めざせ脱初心者!お役立ちテンカラ3分TIPS#02

f:id:tenkaralife:20180406225525j:image

脱初心者を目指すあなたのためのお役立ちテンカラTIPSシリーズ。#02は初心者にこそ源流域のイワナ狙いがオススメというお話。

Sponcered Link
 
Sponcered Link
 

 

初心者にもオススメできる源流イワナ

源流というと経験豊富な熟練者のためのフィールドというイメージがありますが、実は初心者の方のテンカラの入口としても良い感じなんじゃないかと。「実は釣りやすい源流イワナ」、その理由と実際の川選びのコツについてつらつらっと綴っていきます。

 

初心者に源流をオススメする理由その1:川幅が狭いうえに水深が浅いことが多く、キャスティングのポイントが絞り込みやすい

本流や人気河川は川幅が広いことが多く、渓魚も散っていてビギナーがキャスティングのポイントを見極めて釣果を挙げるのはなかなか難しいかと。うん、ヘタクソの自分が言うんだから間違いありません。対して源流域は往々にして川幅が狭く、水深も浅いことが多いためポイントが絞り込みやすいという。魚影の少なさを差し引いても、初心者でも毛鉤の一投一投にワクワク感を感じやすいんじゃないかと。また、源流域は水量も控えめであることが多いため、渡渉や釣り上がりそのものの危険度も実は低め。もちろん場所にもよりますが、川通しでの帰路もそんなに苦労しないことが多いです。もちろん安全には気をつけて。

 

そして冒頭の画像が小支流の源流域なのですが、この人工物の気配が一切ない感じ、たまらなくないですか?自然と向き合うテンカラっていう雰囲気にどっっっぷり浸れるのも源流の魅力です。

 

初心者に源流をオススメする理由その2:競争率が低く、先行者や渓魚のスレをあまり気にしなくても大丈夫

これってすごく大事だと思うんです。先行者とか周りに人がいるとなんとなーく気になって集中できない、、、なんてことありません?独学での初心者ならなおのことだと思うのですが、ただでさえ自分のテンカラがあってるかまちがってるかわからないのに人目があると、、、って気になっちゃう方もいるのでは。そもそもテンカラは自然と自分との関係性を楽しむもの。自分の世界に没入という意味でも、そして実際的に先行者の可能性が低いというのはそれだけ釣果の可能性も上がります。

 

初心者に源流をオススメする理由その3:ターゲットが警戒心の低いイワナになるため釣りやすい

上記の先行者や渓魚のスレとも通じますが、ヤマメと比べてイワナは好奇心旺盛で釣りの難易度自体はヤマメより低いと言われています。マイナーな源流域であればなおさら。「幻の魚」的な文脈で語られることもあるイワナですが、単純に生息域に行くのに都市部からだと時間がかかるだけで、釣り上げること自体については実はそんなに難しくありません。都市部の方、「休日は山の渓流に行ってイワナ釣ってるよ」なんてものすごい優雅な響きに感じません?ということで源流域のイワナ狙いのテンカラは虚栄心も満たせます。笑

 

と、メリットについてご紹介しましたが、実際のところ、源流域っていうと何時間も山道を歩いてアプローチ、渓流でのキャンプが前提、、、というイメージがあるかと思いますが、ここでオススメするのはあくまで日帰り可能前提の「ゆるめの源流」。川探しのポイントをご案内していきます。

 

Sponcered Link
 
Sponcered Link
 

 

ゆるめの源流探しのポイントその1:人気河川の小規模支流を狙う

これ、自分の必殺技です。手練れが集まる人気河川。その支流であれば、同じ水が流れているのだから同じように渓魚も生息しているはず。地図とにらめっこし、良い感じに川幅の狭い支流を見つけてみましょう。

 

ゆるめの源流探しのポイントその2:入渓点より上に車道が存在しない渓流がベスト

これも結構オススメ。入渓点に車が停まってない=その渓には現在誰もいないということ。小規模の源流を貸切状態で心置き無く楽しめます。もちろん、先行者がいる場合には別の渓に向かいましょうね。マナーを守って楽しいテンカラ。

 

ゆるめの源流探しのポイントその3:林道歩き1時間くらいで釣り人は激減する

自分の感覚ベースなのですが、「1時間も川に入るまで歩くのしんどいなあ、、、」って思う釣り人ってかなり多いかと思います。テンカラの有利な点は身軽さ。その身軽さを活かして、他の釣り人がアプローチをためらうような源流域に入って行っちゃいましょう。自分の場合は山歩きとトレイルランからテンカラに入門したので1時間くらいの山歩きは全然余裕、むしろ楽しめちゃうんですよね。アプローチの手間と釣果は結構比例します。もちろん、事前の調査や準備は欠かさずに。国土地理院の地図の購入or事前にWEBでチェック、が常識です。

 

安全面にだけはしっかりと注意を。その先にはあなただけの楽園が!!

ということで、源流域の初心者テンカラ、本当にオススメです。もちろん安全面は最大限に配慮する必要があり、軽い山歩きの装備とスキルは求められますが、「片道2時間のトレッキング」くらいだったら休憩を挟みながら普通の山歩きとしてはイージーなものに感じません?入渓しても水量が控えめの渓であれば体力に余裕を持ってテンカラが楽しめるし、釣りだけではない、自然をトータルにめいっぱい楽しむテンカラの魅力に開眼することになるかと。しっかりと事前に情報を収集し、ゆるめの源流釣行、ぜひチャレンジしてみてください!

 

それではみなさま、素敵なテンカラライフを!

 

Sponcered Link
 
Sponcered Link