テンカラライフ:テンカラ入門、渓流釣り初心者がゼロから一尾釣れるまで。

全くのシロウトからテンカラ釣りを始めた筆者が「初心者がゼロから一尾釣れるまで」の道筋を紹介します。

テンカラ釣行記:2019年7月上旬の魚野川源流域にて、天気読みと越後イワナの引きと

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テンカラ釣行記。新潟は魚野川の源流域で梅雨空の合間を縫って越後のイワナに会いに。

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ということでたいそう久しぶりの更新となってしまいました。子どもが産まれたり家を建てたりなんなりでなかなか忙しく、、、そんな感じでなかなか時間が取れない中でもちょいちょいもちろん渓流には足を運んでおりまして。ええ。

 

で、今シーズンも何回かは釣行に行っていて。基本的にソロ釣行が多い自分ですが、どういうわけか今シーズンはテンカラ初挑戦の友人を連れて行く機会も多く。で、その初挑戦の友人たちに手ほどきをしつつ色々感じたことはあったのですが、それはまた別記事に譲るとして今回の記事はソロ釣行。新潟魚野川の源流域に行ってまいりました。

 

この魚野川の源流域、アクセスも容易で渓相も申し分ないということで前々から気にはなっていたのですが自宅のある長野市からはやや遠く、勢い近隣の渓流に行きがちでして。今回は新規開拓ということで自宅から2時間あまり、のんびりと湯沢方面へと車を走らせました。

 

で、不意に思い立っていったもので天候については詰めが甘く。移動中の休憩のタイミングで携帯でポチポチと数日前からの天気をリサーチ。ここ数日まとまった雨は降っていないようでたぶん増水の心配はなさそう、と目的地に近づくにつれ雨が降り出し、なかなかの強い雨に。

 

雨。増水の懸念は雨雲ズームレーダーと流域の天候と山の保水力の見極めで払拭。

心が折れかけ入渓点近くのコンビニで雨雲ズームレーダーを確認。お、この雨雲は西から流れてきていて、ここ数時間の傾向を見るとお目当の源流エリアの流域の山には降っていないみたい。河川の様子を見ても濁りはなく水量も落ち着いている。これ、入渓点到着から30分くらいで雨があがるなと予測。そのまま入渓点へ。

 

で、入渓点到着で予想がドンピシャに的中(っていうか雨雲ズームレーダーの予報通りで自分の手柄でもなんでもありませんが、、、)!準備を整える間に雨脚が弱まり、歩き出しの段階では傘がいらない程度の雨脚に。川の流れと並行して林道があり、入渓ポイントには事欠かないようですがなんとなく早く釣り始めたかったので車を停めたすぐのところから入渓!

 

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こんな感じの渓相のところ。いかにも源流域といったフリーストーンの流れで、ところどころにナメ滝もあり自分好みのフィールド。志賀高原雑魚川の雰囲気と似てる気が。

 

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いい感じで釣れました。アタリと引きが越後イワナの醍醐味か。

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で、ほどなくしてヒット!サイズは20cm弱くらいですが、ググっとはっきりとしたアタリがあり、気持ちよくアワセを入れて釣り上げることができました。きもちよーし!

 

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この日はやや気温が低めということもあり、活性もいまいちだったのかな。それでも飽きないくらいのタイミングでしっかりとイワナが出てくれました。アベレージは7〜8寸くらいかだけど、どのイワナもとにかくアタリがはっきりしていて引きが強い!アワセから取り込みまでがとっても楽しいイワナたちです。

 

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で、どのイワナも側線がはっきりしている。これも魚野川のイワナの特徴なのかな?

 

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この3m弱くらいの滝が出てきたところでタイムアップ。写真には写っていないけど右岸側に取りかかりがあり越えるのはそんなに難しくなさそう。またこの滝の上には桃源郷が待っているわけで、それはまた次回のお楽しみかな。

 

ちなみにこの滝壺からも一尾しっかり引き出しました。こういう深めの淵ってテンカラが得意な深度ではないから今までは正直軽めに探って次のポイントへ、、、という釣り方をしていたけど、この淵では釣り上げることができました。うん、なんというか自分の釣り方の幅が広がった感じ。日々成長ですね。深いところを探る用にビーズヘッドの毛鉤を用意しておいても面白そう。大物狙いで。

 

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ということで退渓。数時間のあっさり釣行でしたが満足度は非常に高かったです。みんなでワイワイ行くのもいいけど、一人でのんびりいろいろ考え事をしたり、林道歩きで風景や植物を眺めたりというのもまた良いものだなーと。そろそろ梅雨明け、源流派にはようやく嬉しいシーズンが始まりますよ!

 

それではみなさま、素敵なテンカラライフを!

 

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