テンカラライフ:テンカラ入門、渓流釣り初心者がゼロから一尾釣れるまで。

全くのシロウトからテンカラ釣りを始めた筆者が「初心者がゼロから一尾釣れるまで」の道筋を紹介します。

源流野営渓泊テンカラ釣行の装備・道具まとめ

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ということで自分の源流釣行の装備を整頓してまとめてみました。想定は1泊〜2泊程度の源流釣行。テント・寝具類を背負って行く野営釣行の装備です。

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まずは冒頭の画像の上段左から。ザックや寝具等、大物類です。

 

ザック:モンベル バーサライトパック40

1泊〜2泊くらいの源流釣行ならまあ40L〜60Lくらいの容量が基準になるかと思いますが、このモンベルのバーサライトパック40が昨今流行のUL系バックパックだとコスパは最強なんじゃないでしょうか。背面パッドを取り外しできるのもポイント高い。自分は背面パッドを外し、背中側にシート類をパッキングして軽量化とザックの整形を図っています。

 

テント:MSR nook

源流渓泊だとタープとシュラフだけですませる人も多いようですが自分はテント派です。もう廃盤になっちゃってるこのMSRのnook、軽量で使い勝手が良く長年愛用しています。フライが加水分解を起こし始めそろそろ引退か、、、それでも持参装備の中では一番のお気に入り。

 

シュラフ:ファイントラック ポリゴンネスト

ヨメ様の借り物。非常に軽量で使いやすいです。暖かさも十分。

 

マット:マジックマウンテン スーパーライト120

これもヨメ様の借り物。登山だとサーマレストのZ-liteを愛用していますが、釣行の場合はザックの外に括り付けておくタイプの道具は藪に引っかかったりで避けたいのでこちらをチョイス。そんなに藪が予想されないorザック内の要領を確保したいときはザック外にZ-liteをくくりつけるスタイルと臨機応変に使い分け。どちらも機能的にも質量的にも文句なしです。

 

ダウンジャケット・ダウンパンツ:MOUNTAIN EQUIPMENT

これも山行時には欠かせない装備。ダウンパンツは基本的にテン場でのくつろぎ&就寝時用。

 

タープ(シート):ホームセンターの難燃シート

いわゆるブルーシートですね。焚き火とかもするし、ラフにガンガン使える方が便利なのでこれを使っています。農ポリタープとか普通のアウトドアブランドのULタープとか他にも選択肢はあるんだろうけど取り回しの良さとリーズナブルさ、入手のしやすさでこれ。画像でシートの上に乗っているのはMSR nookのフットプリント。荷物置きに簡易的に敷いたりとか使い勝手がいいです。

 

レインウェア:SALOMON

主にトレイルラン用に使っているゴアテックスのレインウェア。シルエットが細身でかさばらずに非常に使いやすいです。ゴアテックスの3レイヤーのジャケットってとにかくかさばるんだけど、これは2レイヤーでしかもレディース。掘り出し物でした。ちなみにジャケットのみ。パンツは釣行時はネオプレンのタイツを履くので下半身は必要なし。夏だしそんな無理しないし。

 

靴下:DexShell 防水ソックス

行動時はネオプレンのゲーターとウェーディングシューズを着用するのでこれはテン場用です。防水ソックスを履いていればウェーディングシューズが濡れていても大丈夫。寝るときは裸足。

 

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続きましては画像中段、小物類。

 

バーナー:プリムス エクスプレススパイダー

これも長いこと使ってるなー。ゴトクが大きめのバーナーが好きなもので。

 

コッヘル:プリムス ライテックトレックケトル&パン

軽いです。蓋がフライパンになるのも地味に便利。底の滑り止め加工も上記バナーと非常に相性が良くって。お米を炊く時にはもうひとつプリムスの同サイズのクッカーを持っていきます。ということで、調理器具周りはプリムス推しですおれ。メスティンも使ってみたいけどね、、、

 

ガスボンベ:プリムス IP-250G

ということで当然プリムス。源流渓泊なら寒冷地仕様でなくてもだいじょうぶ。

 

LEDランタン:ブラックダイヤモンド モジ

使いやすいし明るい。家では夜間の子供のオムツ替えにも一時期活躍してました笑。デザインもいい感じ。

 

ヘッドライト:ブラックダイヤモンド

基本的に夜間行動はしないのですが、非常時には夜間でも登山道で安全な下山ルートを確保できるフィールドに行くようにしているので保険の意味も兼ねて。夜の山歩き、個人的には嫌いじゃないですが。

 

ハンドライト:GENTOS 閃 SG-325

明るい、小さい。照射範囲を調整できるし、持ってて損なし。夜のランニングとか、結構日常でも使ってます。

 

焚き火台:RSR ネイチャーストーブ

焚き火は地面から直火ガンガンでもいいのですが、コンパクトで使いやすいので。正直これがあればガスコンロはいらないような気もします。

 

エマージェンシーシート:SOL

リスクヘッジですね。山に行く者としての当然の嗜み。

 

モバイルバッテリー:メーカー不明

GPS、登山地図(紙ベースのものももちろん持参していますが)はiPhoneで使用しているため充電は生命線。一応ソーラー充電機能とLEDライトも付いています。どっちの機能も使ったことないけど、、、

 

さて、最後に画像下段、テンカラ道具などなど。

熊よけスプレー:カウンターアソールト

何度かクマに遭遇したことあるのでこれは絶対に持っていきます。クマ鈴もつけてますよ一応。

 

折りたたみノコギリ:ホームセンターで購入

薪の確保など、あると色々便利。コンパクトです。

 

軍手:ホームセンターで購入

普通の軍手ですね。なんだかんだであると便利。

 

包丁:MSR

ナイフと兼用です(オピネルのナイフもいつも持っていくんだけど画像に入れ忘れた、、、ごめんなさい、、、)

 

ジェットライター:SOTO

風に強くて使いやすい。

 

百円ライター

もろもろ点火用のジェットライターのバックアップ。着火剤としてガムテを巻くのは源流釣り師の基本。

 

ガムテープ

上記のように着火剤としての使用のほか、道具の破損時とかいろいろあると便利。

 

荷造り用ひも

100円ショップで購入。難燃シートをタープとして張るときに張り紐として使用したり、これもいろいろ便利。

 

シェラカップ:DANA DESIGN

シェラカップ好きなもんでして。直接火にかけるっていう面倒臭がりのおれにぴったりな道具。これで飲むコーヒーが最高にウマいんです。

 

メインロッド:アルファタックル WIZZテンカラST33

メインロッドはこれを使っています。実売3,000円ちょっとくらいと激安なんだけど非常に使い勝手が良い。3.3mっていう長さも自分としてはテンカラで釣るなら一番バランスが良いかなと。

 

サブロッド:JOINTER スプラウト

サブロッドはこの2.7mのロッドを使っています。仕舞寸法が非常にコンパクト。若干硬めの調子ですが、長さが短めなのも相まって非常に手返しが良く、源流と相性が良いロッドだなと。ロッドが短い分ラインが相対的に長くなってコントロールにやや苦労することもあるけれど、テンカラ=シンプルフライフィッシングと捉えると非常に釣っていて面白い竿です。キャスティング時に気を抜くと毛針が顔面付近をものすごいスピードで吹っ飛んでくるので要注意ですが。

 

水温計:サーモワークス

釣行時の情報収集のために。別にあってもなくてもいいけど何よりデザインがイケてるので。

 

ラインカッター:ベルモント

上記の水温計とあわせてピンオンリールにくっつけてサコッシュにぶら下げてます。

 

毛鉤ケース:アキスコ

使用している毛鉤は自作のウェットタイプのシンプルなものがメイン。サイズは12番、ハックルは安価なコックネックでボディは黄色のスレッドで巻いてます。その他エルクヘアカディスとパラシュート、ビーズヘッドなどを用意。状況と気分に合わせて使い分けたり使い分けなかったり。

 

サコッシュ:GU

これ非常に使いやすくて。アタリでした。

 

ラインホルダー:TENKARA ROD CO

アメリカのガレージブランドのこの木製のラインホルダーを愛用。アメリカだとテンカラがシンプルでクールという見え方になるらしく、逆輸入的にアメリカのブランドのテンカラ道具がデザイン的にもイケてるという現象が発生しています。上記sproutはドメブラなんだけどこの逆輸入的な発想のデザインセンスで非常に良いなあと思っていたり。ラインは基本的に3.6mのテーパーラインを使用。最近はレベルラインよりしなやかなテーパーラインが好みです。

 

ハリス:トヨフロン0.8号

特にこだわりはなく普通に釣具屋で売っているもの。0.8号、フロロカーボンが自分のスタンダードです。

 

ラインディングネット:GRAIN

安いけど十分です。銘木のランディングネットとかはもうちょいおじさんになってからでもいいかなと。いやもう十分おっさんなんですけど。

 

上記画像内の道具については以上。

それ以外、画像にはいれていませんが必要に応じてロープ・カラビナ・スリング類、ファーストエイドキットとルートを記載した1/25000の地図をA4にプリントしコンパスとあわせ持っていっています。上記画像内の道具をベースに状況に応じて足したり変えたりといった感じです。

 

そんでまあその他食料とかビールとかをザックに詰めてえっちらおっちら山を越え谷を渡り珠玉のイワナに会いに行ったりしているわけです。極限までミニマル、、、というわけではなく、ある程度は利便性と重さをトレードオフして自分が快適に過ごせるように道具を取捨選択しているという。まあこの取捨選択の過程から面白かったりするんだけどね。テント泊前提で40Lのザックで収まるなら上出来でしょう。改めて並べてみてテンカラってほんと道具が少なくてシンプルでいいなと思う次第。

 

あ、また、服装編はこちらについてまとめてありますのであわせてお楽しみを!

www.mountain-creek.com

 

それではみなさま、素敵なテンカラライフを!

 

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